大谷川で鱒を釣るために

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最近の渓流では放流魚が多くなってきて、天然(ネイティブ)魚を釣ることがだんだんと難しくなってきました。放流魚もシーズン中の定期放流(ヤマメ・レインボー)は成魚ですが、禁漁期間中には卵から放流するため数年後にはヒレピンの放流魚(イワナ)がヒットすることになります。

大谷川にいるヤマメやレインボートラウト達の殆どは放流魚です。上流部にいるイワナやブラウンやサバマス(←こいつは突然変異かな?)は自然繁殖していると思いますが、稀です。 ところでニッコウイワナの起源ですが、日本の固有種で日光地区において確認されたイワナがモデルとなり発表されたことが元となっているようです。13℃位の冷水を好む魚であり夏でも日光の冷たい渓流はイワナにとって天国ではないかと思います。

さて、大谷川に生息する鱒達は警戒心が強く釣り堀のようには釣れません。鱒達は生き物ですから私たち釣り師が近くにいると、目と耳で警戒しますネ!たぶん私たちより遥かに命がけで生きていると思います。つまり、鱒に気ずかれないようにすることが最大のテクニックとなります。気配を消す・・・

私が釣りをしていると、先行者によく出会います。そしていつもの挨拶「釣れますか?」、「釣れないねぇ~」。その釣り師を見ているとウェーダーで鱒のアジトに立っているではないか!そして鱒のいないところにルアーやフライを流している。なるほど・・・そう言うことか!

鱒は大物ほど頭が良いので釣り師が行動する時間帯には食事をしません。釣りができない真夜中に行動しています。そうです、自然界の生き物達って夜行性が多いのですネ。

そして、生き物を相手にする「釣り」は、固定観念や先入観を捨てた方がよいと思います。ルアーの色が赤がいいとか青がいいとか・・色々とマニュアルに書かれていますが、結局魚に聞いてみないと分かりませんからネ!

・・で、私が思う大谷川で鱒を釣る5つの方法・・・・・・
1 魚より下流から釣る
2 動かないで釣る
3 水には入らないで釣る
4 ポイントから10m程度離れて釣る
5 足音(振動)を消して釣る
最低でもこの5つは守らないと鱒に遊ばれ鱒!

+鱒研流

・もし自分が狙っている魚の視野に入っている場合、はじめから最後まで背中を向ける。

・スレている時は、ルアーのサイズアップ。

・大物は午後に釣れます。



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