2025/09/19(金)
こんばんは。
久しぶりの釣行レポートです。
みなさん、今年の夏は本当に暑くないですか?
「渓流なら涼しいだろう」と思って来たのに、まさかの灼熱。日中は炎天下で、立っているだけで汗だく。ゲーターで川に入っても水がぬるいんです。冷たさゼロ。これじゃ魚も参ってるかもしれませんね。
さて、今回やってきたのは南会津の戸石川。
入渓地点はヤマメの川なんですが、釣り上がるにつれてイワナの川に変わっていく…そんな表情豊かな渓流です。
まずは大物がいそうな流れ込み。
「ここだ!」とミノーを投入しますが――反応なし。
続く大きな淵も同じ。
「おかしいな、魚影がないぞ?」と首をかしげます。
でもね、瀬にミノーを投げた瞬間、一投目でドンッ!
元気なヤマメが飛び出しました。

「なるほど、今日のヤマメは瀬についていたのか!」
しかも早朝でもないのにめちゃくちゃ活性が高いんです。
その後はもう連発。
瀬を狙うと一投目から次々にヒット。上流に投げて引いてくると、確実に食ってくる。
「よし、今日のパターンはこれだな」と思わずニヤリ。

釣れたヤマメは斑点多めでとても綺麗。でもサイズは少し小ぶり。
この川は尺が混じるので少し残念ですが、魚体を見ればそんな気持ちも吹き飛びます。
途中で稲穂の香りに癒され、遠くに二股山を眺めながら小休止。こういう時間も釣りの楽しみですよね。

そしてさらに上流へ。ここからはイワナのエリア。
ただ、空気が少し重い。「クマが出そうだな…」という気配。
最近はニュースで「人間を避けず、逆に襲ってくるクマ」が取り上げられていますよね。以前はすぐ逃げるものだったのに。自然界でも何かが変わっているのかもしれません。
おにぎりを食べて気合いを入れ直し、後半戦スタート。
するといきなりイワナがヒット!小型ですが、魚影は濃い。立て続けにヒットして、暑さなんて忘れるくらい夢中になります。

イワナ特有のヌメリと柔らかさを手のひらで感じた瞬間、思わず「やっぱりいいなあ」とつぶやいてしまいました。
結果、今日はヤマメもイワナも大漁。大満足の釣行です。
今シーズンも残り少ないですが、涼しくなった頃にもう一度、この川に来たいと思います。
