本栖湖でレイクトラウト!?

2023/03/30(木)

こんにちは。
 そういえば先日、下野新聞にレイクトラウトが本栖湖で釣れた記事が載ってましたね。しかも合計ですでに40匹以上の大小バラバラの個体を捕獲しているようです。釣れた81cmの個体は産卵を終えたメスだという。ということはすでに繁殖しているのでは?
 私は人工的に放流された魚が、本来生息していない水域に影響を与えることには懸念を持っています。中禅寺湖のレイクトラウトなのか、もしくわ本栖湖へマス類放流時にレイクトラウトが混じってしまったのか?
 いずれにしても80cmオーバーのレイクトラウトが本栖湖で釣られました。その懸念が現実になったことを示しています。本栖湖は水深が120mもあります。(中禅寺湖は160m)たぶん底水深部では水温も低いと思います。レイクトラウトはイワナ属で10℃以下を好む底水温型の魚です。なので環境的には繁殖可能なのかもしれません。
 そして、すでに本栖湖のヒメマス釣りに変化が起きているようです。本栖湖の釣り師達は数年前からレイクトラウトの存在を知っていたようです。
 今後は、人工的に放流された魚による生態系への影響を考慮しながら、適切な管理が行われることを望みます。また、自然が本来持っている生物相を保護することも大切だと考えます。(下の写真は中禅寺湖で昨年釣ったレイクトラウト)

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