湯川(ゆがわ)

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 湯川と言えばフライフィッシング。日本で初めてフライフィッシングが行われた聖地とされています。長崎のグラバー邸で有名なグラバー氏が、1902年この川に初めてブルックトラウト(川鱒)を放流した時にハロルド・パーレットと言う方が助手を勤めました。それからブルックトラウトのことを地元では今でもパーレットと呼んでいます。1902年に放流したブルックは同年の台風で全滅した。そして1904年に卵を再輸入し、放流したものが自然繁殖しているようです。

 超有名な湿原、日光戦場ヶ原(由来:二荒神と赤城神が戦った伝説)。湯川はそこを蛇行して流れています。チョークストリームを思わせる川の流れがとにかく美しく、そこに生息するブルックトラウトがまた美しい! 正に夢のようなフィールドです。私は湯川にいるだけで幸せになれるような気がします。ここも以前に放流活動と監視員をしていた時期があります。

 放流100周年の2002年より全域キャッチ&リリースとなっており魚影が大変濃く、フライマンには大変な人気フィールドとなっております。もちろんルアーでも釣れます。フックはバーブレスが基本です。ルアーはシングルフックのバーブレスに変えておいた方がリリース時、魚を弱らせることなく便利だと思います。

 対象魚はブルック・レインボー・ヒメマス・ホンマスとなります。ところでホンマスって日光にしかいないマスで、ビワマス・サクラマス・アメノウオの交雑種ではないかといわれています。

ところで、「OUTDOOR/山と渓谷社」という媒体がフライフィッシングの情報を得るための唯一の方法だった頃、「OUTDOOR/vol.4」は、フライフィッシング大特集号となりイエローストーンの美しいフィールドや自由気ままなアングラー達の写真に刺激をうけました。湯川のフライフィッシングも大々的に紹介されており、中折り込みの湯川イラストマップを見たときの感動は今でも覚えています。是非皆さんにも見せたいと思いますが・・・私の釣り具部屋のどこかにあるはづなので、見つかったらこのページへアップします。下の写真はその頃の湯川でドライフライを振る鱒研管理人です。

*湯の湖・湯川 トラウトフィッシングガイド

釣り期間 5月1日~9月30日[5/2より日の出〜日没]
料金
解禁日5/1 3,000円[釣り時間:7時〜17時]
5/2~9/30 2,000円[午後券1,500円]

・全域キャッチ&リリースとなります(クーラーボックスやビクの持ち込みは禁止となります)。

・午後券は当日の正午から発売します。

・小学生券は、湯の湖及び湯川共通で1人500円です。

・現場売りは+500円[小学生券+300円]

●湯川 管轄は全内漁協



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