日本の淡水魚ルアーフィッシングの起源について・・・

2023/12/18(月)

 日本における淡水魚をターゲットにしたルアーフィッシング(人工餌を使用した釣り)の起源については、具体的な時期を特定するのは難しいですが、一般的なルアーフィッシングの歴史を参考にして、大まかな流れをたどることができます。私が中学生の頃、ルアー釣りの本を何冊も読みましたが、海外の話です。湖でキャンブをしていて、誤って食事用のスプーンを湖に落としてしまったところ、大きなマスがそのスプーンに食いついた!みたいな文章がよく書かれていました。

 ルアーフィッシングは、西洋で発展した釣りのスタイルであり、19世紀後半から20世紀初頭にかけて人気を博しました。この釣法は、人工の餌(ルアー)を用いて魚を引き寄せ、釣り上げるというものです。ルアーは、魚の餌や小魚などを模したもので、金属、プラスチック、羽毛などさまざまな材料で作られます。

 日本では、20世紀に入ってから西洋の釣り文化が導入され、特に戦後の高度経済成長期においてレジャーとしての釣りが広く普及しました。この時期には、淡水魚を対象としたバスフィッシングやトラウトフィッシングなどが人気を集め始め、ルアーフィッシングの文化も根付いていきました。しかし私が中学生の頃ですが、大谷川でスピナーを使ってレインボートラウトを釣っていると、餌釣りの親父たちが集まってきて「引っ掛け釣りなんかやめろ!」とか、よく言われました。新しいものは理解されるまでに時間がかかるわけですね。

 日本独自の釣り文化や技術が存在する中で、ルアーフィッシングは西洋の影響を受けつつも、日本の自然環境や魚種に適応した独自のスタイルを発展させてきました。現在では、日本国内においても様々な種類のルアーが開発され、淡水魚を対象としたルアーフィッシングは非常に人気のある趣味の一つとなっていますね。年を重ねたベテランのルアーやフライ釣り師は、非常にかっこいいですね。

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