「東京アングリング・エンド・カンツリークラブ」って・・・

2023/12/23(日)

 クリスマスですね!日光はめっちゃ寒いです。マス釣りもオフシーズンなので、釣りネタかありません!大谷川は今年も、今までで最大規模の河川工事を行なっています。キャッチ&リリース区間はほぼ全滅状態です。解禁までには流れを戻して釣りはできるようになると思いますが、今の状況を見ていると・・・ちょっとやりすぎじゃね〜かって思います。ネイティブトラウトが戻るには相当な時間がかかりそうです。ところで・・・日光の釣りの歴史の中で重要な役割を果たした「東京アングリング・エンド・カンツリークラブ」って、ご存知ですか?

「東京アングリング・エンド・カンツリークラブ」は、1925年に日光市の中禅寺湖畔で設立された社交クラブで、在日外交官や皇族、政財界の代表者などがメンバーとして参加していました。クラブハウスは中禅寺湖畔の絶景を望む一等地に位置しており、会員たちは鱒釣りやゴルフを楽しみ、夜はダンスパーティーに興じていたとされています。このクラブは、ハンス・ハンターによって設立され、以前はトーマス・ブレーク・グラバーの別荘地であった場所に建てられました​​。

中禅寺湖自体は、ルアーやフライフィッシングのメッカとして知られ、その歴史は1890年代初頭にさかのぼります。スコットランドの商人トーマス・グラバーが1889年に初めて湖で釣りをし、1893年には湖畔に家を建てました。彼は中禅寺湖及び湯川にイギリス式フライフィッシングに適した川鱒(ブルックトラウト)をストックすることに尽力しました。その後、フライフィッシングは日本で人気のあるアクティビティとなりました​​。

20世紀初頭には、この地域は外国人や外交官のコミュニティの重要な社交の拠点となり、国際外交にも大きな役割を果たしたと言われています。クラブハウスは1940年に焼失し、現在はレンガ造りの暖炉が残っているのみで、敷地は公園になっています​​。

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