月次アーカイブ: 12月 2023

2023/12/31(日)

こんばんは。
本日は12月31日、いろいろあった今年も終わりますね!
さて、鬼怒川漁協の釣り券を買ってきました。今年は黄緑色です。金額が久しぶりに値上げされました。
シーズン券は組合員が6,600円(昨年買わなかった方は1,000円加算されます。)県外の釣り師7,500円となります。

・表面・・↓

・裏面・・↓

2023/12/23(日)

 クリスマスですね!日光はめっちゃ寒いです。マス釣りもオフシーズンなので、釣りネタかありません!大谷川は今年も、今までで最大規模の河川工事を行なっています。キャッチ&リリース区間はほぼ全滅状態です。解禁までには流れを戻して釣りはできるようになると思いますが、今の状況を見ていると・・・ちょっとやりすぎじゃね〜かって思います。ネイティブトラウトが戻るには相当な時間がかかりそうです。ところで・・・日光の釣りの歴史の中で重要な役割を果たした「東京アングリング・エンド・カンツリークラブ」って、ご存知ですか?

「東京アングリング・エンド・カンツリークラブ」は、1925年に日光市の中禅寺湖畔で設立された社交クラブで、在日外交官や皇族、政財界の代表者などがメンバーとして参加していました。クラブハウスは中禅寺湖畔の絶景を望む一等地に位置しており、会員たちは鱒釣りやゴルフを楽しみ、夜はダンスパーティーに興じていたとされています。このクラブは、ハンス・ハンターによって設立され、以前はトーマス・ブレーク・グラバーの別荘地であった場所に建てられました​​。

中禅寺湖自体は、ルアーやフライフィッシングのメッカとして知られ、その歴史は1890年代初頭にさかのぼります。スコットランドの商人トーマス・グラバーが1889年に初めて湖で釣りをし、1893年には湖畔に家を建てました。彼は中禅寺湖及び湯川にイギリス式フライフィッシングに適した川鱒(ブルックトラウト)をストックすることに尽力しました。その後、フライフィッシングは日本で人気のあるアクティビティとなりました​​。

20世紀初頭には、この地域は外国人や外交官のコミュニティの重要な社交の拠点となり、国際外交にも大きな役割を果たしたと言われています。クラブハウスは1940年に焼失し、現在はレンガ造りの暖炉が残っているのみで、敷地は公園になっています​​。

2023/12/18(月)

 日本における淡水魚をターゲットにしたルアーフィッシング(人工餌を使用した釣り)の起源については、具体的な時期を特定するのは難しいですが、一般的なルアーフィッシングの歴史を参考にして、大まかな流れをたどることができます。私が中学生の頃、ルアー釣りの本を何冊も読みましたが、海外の話です。湖でキャンブをしていて、誤って食事用のスプーンを湖に落としてしまったところ、大きなマスがそのスプーンに食いついた!みたいな文章がよく書かれていました。

 ルアーフィッシングは、西洋で発展した釣りのスタイルであり、19世紀後半から20世紀初頭にかけて人気を博しました。この釣法は、人工の餌(ルアー)を用いて魚を引き寄せ、釣り上げるというものです。ルアーは、魚の餌や小魚などを模したもので、金属、プラスチック、羽毛などさまざまな材料で作られます。

 日本では、20世紀に入ってから西洋の釣り文化が導入され、特に戦後の高度経済成長期においてレジャーとしての釣りが広く普及しました。この時期には、淡水魚を対象としたバスフィッシングやトラウトフィッシングなどが人気を集め始め、ルアーフィッシングの文化も根付いていきました。しかし私が中学生の頃ですが、大谷川でスピナーを使ってレインボートラウトを釣っていると、餌釣りの親父たちが集まってきて「引っ掛け釣りなんかやめろ!」とか、よく言われました。新しいものは理解されるまでに時間がかかるわけですね。

 日本独自の釣り文化や技術が存在する中で、ルアーフィッシングは西洋の影響を受けつつも、日本の自然環境や魚種に適応した独自のスタイルを発展させてきました。現在では、日本国内においても様々な種類のルアーが開発され、淡水魚を対象としたルアーフィッシングは非常に人気のある趣味の一つとなっていますね。年を重ねたベテランのルアーやフライ釣り師は、非常にかっこいいですね。